幽霊船オーラン・メダン号


1948年、航行中のシルバースター号はインドネシア・マラッカ海峡で一つの無線信号を受信した。
その無線信号はインド・ジャカルタに向かって航行中だったオランダ船籍の商船オーラン・メダン号からの物であり、この船の無線技士と思われる人物からであった。

彼は、船員のほとんどが死亡したこと、そして自分自身も死の危機に瀕していることなどを伝え、無線は途中で切れてしまった。
不審に思ったシルバースター号はオーラン・メダン号に近づき船員を乗り込ませると、オーラン・メダン号の乗組員たちは恐怖におののくような凄まじい形相で倒れている死体が山のようにあったという。死体は人間だけでなく犬までもが死体となって発見された。

死の直前にこの世の物とは思えない恐ろしいものを見たかのような表情をしていた遺体であったが、その遺体のどこを調べてみても外傷らしき傷は何一つなかった。

乗組員たちの撤退後、激しく炎上したオーラン・メダン号の船体は傾き、多くの乗組員たちの亡骸を乗せた船体は海の底に沈んでいった。



2018-07-23 18:54 : 怖話 : コメント : 0 :
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