二度の遭遇

759 本当にあった怖い名無し sage 2011/05/24(火) 01:27:29.87 ID:Is4bYP1N0
ちょっと気持ち悪かった話。

2年くらい前のことです。
当時私は大学生で、近所のコンビニで夜勤のバイトをしていました。
バイトを終えた朝6時頃、店を出て家に向かって歩いていました。
すると、向こうから人が歩いて来るの見えました。
肩を落とし、俯き加減で歩いてくるのはどうやら女性のようで
ぼさぼさの髪に顔は隠れていました。
ゆっくりとしたスピードで歩いてくるその女性は
白い冬物のパジャマのような服を着ていて、胸の前で、両手で、
布にくるまれた何かを大事そうに抱えていました。
その抱き方、大きさから、私は直感的に
「ああ、あれは赤ん坊だ」と思いました。
辺りはもう明るくなっていましたが、異様な雰囲気の女性を
気味悪く思い、充分に距離をとってすれ違いました。

778 760続き sage 2011/05/24(火) 06:33:15.33 ID:Is4bYP1N0
妙に気持ちが悪かったので、それからずっとなんとなく気になっていました。

そして今から2,3ヶ月前、夜遅くに帰ってきた私が家の前に差し掛かると
肩を落とし、ゆっくりゆっくり歩く後姿が目に入りました。
「あの時の人だ」
2年前とは違って全身真っ黒の服を着ていましたが、
あの姿勢、歩き方、ぼさぼさの頭は間違いないと思いました。
足取りは重く、靴底がアスファルトに擦れる
じゃり、じゃりと言う音が聞こえてきます。

気味が悪かったのですが、家はもう目の前だし、離れるのを待つには
あまりにも歩みが遅すぎました。早足で追い越すことにしました。
追い越す瞬間、横目でちらっと女性の方を見ると
2年前と同じように、胸の前で何かを大事そうに抱えていました。
ゾッとして、ほとんど小走りで家に飛び込みました。
ドアを閉める時に玄関から道路を見ると、じゃり、じゃりと音を
立てながら、ゆっくり歩く姿がまだそこにはありました。


これだけです。
もう一度見たら嫌なことが起こりそうな気がしてる。
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2017-09-17 18:13 : 怖話 : コメント : 0 :
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